手長神社境内にある旧本殿こと弥栄神社の御柱

今回も手長神社境内の御柱

ある程度の規模の神社であれば、境内には摂社末社と呼ばれる社がいくつかあるものです。

手長神社にもたくさんの社があるわけです。もちろんどのお社にも神様がおられるわけなので大事なものなのですが、そんな中でも特別なお社というものはやっぱりあるわけです。

今日紹介するのはそんなお社の御柱

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弥栄神社です。

パッと見でもこれまでに見てきた手長神社境内の社に比べてだいぶ精巧で威厳があります。

何より目をひくのが諏訪大社の神文が掲げられていることです。

実はこの弥栄神社は手長神社の本殿だったのです。

現在、市の指定有形文化財とされているこの旧本殿は宝永6年(1709年)落成のものです。

詳しくは近々メインブログの方で書きたいと思います。

 

さて、御柱ですが、一の柱と二の柱は上の写真のとおりです。

三と四が陰に隠れているので、それぞれ別に見てみましょう。

社の左後方が三の柱。

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右後方に四の柱です。

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四の柱の隣に見える別の社の柱と比べてみても分かるように、4本とも特別長い柱というわけではありません。

しかし、長さばかりではなく太さもあり、見た目にはとてもバランスのとれた重厚感のある柱です。

奇抜さなどは無縁の優等生な感じの御柱です。