「毎日御柱」とのブログタイトルは変更すべきかもしれない。
約3カ月ぶりの投稿です。
さて、今回は長きにわたって投稿をサボったお詫びも兼ねて(?)、小宮の御柱の中でも特に変わり種の御柱の紹介です。
車山神社の御柱
霧ヶ峰の主峰「車山」。この山の山頂には車山神社というお社があります。
諏訪地方でお社といえば、必ずあるのが御柱です。
標高1900mに位置するこの車山神社にも御柱はあるのです。
車山
車山の山頂へは登山道を使って登ります。
登山といっても、車山はなだらかな山です。登る山、挑む山に対して遊べる山などと言われるような難易度の低い山ですから、ハイキングくらいの感覚でしょうか。
山頂には車山のシンボルともいえる気象レーダーがあります。
このレーダーの先に車山神社はあります。
車山神社
これです。立派な御柱も建っています。
御柱は山で伐られた大木を里に曳いてくる、高いところから低いところへ向かうのが一般的です。
しかし、この車山神社では逆。数ある小宮の御柱でも大変珍しいケースで、御柱を高地へと曳き上げるのです。
頂きに登りつめて神となる
これが天空の御柱と言われる所以です。
社に向かう道の入り口にはキレイな鳥居もありました。
車山神社一之柱
社の右前方に立つ一番大きな柱。かなり大きい。
これを山頂まで引き上げるのは並大抵の労力ではないだろう。
車山神社二之柱
社の左前方にある柱。
一之柱ほどではないが、コレもかなり大きい。
車山神社三之柱
社の左後方に建つ柱。
太さは二之柱と同じくらいか。
写真にある「車山神社三之柱」との札は社の後方に回り込まなければ見ることはできない。
通常、こういった札は全て正面から見える向きにつけられるので、少し面白く感じた。
車山神社四之柱
社の右後方に建つ。
三之柱同様に札が背後から読むようにつけられていた。
この神社で最も小さな柱ではあるが、この位置まで引き上げることを思えば、かなり大きな柱だとも言えそうです。
まもなく、車山をはじめとした霧ヶ峰も春を迎えます。
GWにはご家族でハイキングなんていかがですか?
では、また。