昨日紹介した蚕玉神社。
この境内にはまだ他にも御柱があります。
実は昨日の記事の中の写真にもチラリと写り込んでいました。
三の柱の後方に石の祠があり、その周りに小さな柱が立っています。
正面から見るとこうです。
柱が少し曲がっているのは間引いた木々を使っているからでしょう。森を守りながら続けられてきたお祭りなのです。
ここで印象的だったのは柱よりも祠の方です。
元々は石の柱があったのではないかと思いますが、歳月と共に失われてしまったのでしょう。現在は石の屋根を木の柱で支えています。
御柱と同じくらいの新しさの、そして少し曲がった柱が使われていますので、おそらく御柱祭の時に新しいものと取り換えられたのだと思います。
もともと諏訪大社の御柱もお宮を建直すお祭りだったわけで、こうして御柱の年毎に祠に手を入れていくのはミニ御柱らしくて良いなぁと思いました。