上諏訪駅のすぐ近くに笹森稲荷神社というお稲荷様があります。
両隣りを店舗で囲まれた小さなお社です。
街中にあることもあり、足元もコンクリートでうたれています。そんなお社では御柱がどのように建てられているのか気になりやって来ました。
入り口の右側に神社の由来が看板があります。
これによると、神社に掲げられている額には「澤村宗十郎」の名が刻まれていますが、これは明治41年4月に当時の歌舞伎の名優澤村宗十郎が諏訪の地での興行があまりにも盛況だったためそのお礼にと後日感謝の意を込めて贈られたものだそうです。
確認してみました。確かに澤村宗十郎と左にあります。
まったく知りませんでした。その気になって町の中を探せば、色々な歴史があるものです。
さて、本題。
この神社の御柱です。
左右に一の柱と二の柱があります。
社殿の後方に三と四の柱がありました。
こちらが三の柱。ピンボケがヒドイ。すみません。
こちらが四の柱。やっぱりピンボケ。すみません。
さて、どのように立てているかですが、こんな具合でした。
コンクリートの一部に御柱用の穴が開いており、柱を支えるように木材をかませています。
まちなかにある御柱はこういう立てかたをするものが多いように思います。