諏訪大社本宮の駐車場に小さな祠がある。
そしてそこにも当然のように御柱が建っていた。
このくらいの規模の御柱だと園芸用の杭などをひっくりかえして、それを御柱として使うような場合もあるが、そこはさすが諏訪大社のおひざ元。しっかりと山で伐採した天然木を使用していました。
どの柱も少しずつ曲がっていて、森を管理している人が間引いたであろう木を利用していることが予想できる。
となりに立っていた案内によると、これは諏訪大社の宮大工棟梁を長年務めてきた原一族の祝神を祀ったものらしい。
とても生活感のある御柱で、祭りが文化や生活と密着したものであることをあらためて感じさせられた。